リゾートの裏側―観光天国に生きる現地労働者たち

 

みなさん、こんにちは😊

青い海、白い砂浜、南国の太陽。
「リゾート」と聞くと、まさにそんな“楽園”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

でも実は、そのリゾートの裏側には、**観光客には見えない「日常」**があるんです。

今回は、観光地で働く地元の人たちがどんな現実に向き合っているのか、
**「楽園の裏側」**に目を向けてみたいと思います✈️


🌴 観光は地元の経済を潤す?本当にそう?

たしかに、観光産業は多くの国で重要な収入源です。
特にカリブ海や東南アジア、モルディブなどでは、GDPの大部分を観光が占めています。

でも、それは必ずしも**「地元の人々が豊かになっている」**という意味ではありません。

観光業で働く多くの現地スタッフは、

  • 長時間労働

  • 低賃金

  • 不安定な雇用

といった厳しい状況に置かれているのです。

➡️ リゾートホテルで笑顔で働くスタッフも、実は家族と離れて出稼ぎに来ていたり、
高級リゾートの外にある簡素な住居で暮らしていたりします。


🏨 誰のための“観光地”?

近年は、大型ホテルチェーンや外資系の投資が観光地を次々と開発しています。
結果、観光地の土地や物価が上がり、地元の人が住めなくなるという現象も。

例:

  • ハワイやバリ島では、現地の若者が地元に住めず、他の町へ移住するケースも。

  • レストランやカフェが観光客向けになり、地元の人たちが日常的に利用できなくなることも。


⛱️ オーバーツーリズムがもたらすプレッシャー

観光客の急増によって、地域の環境やインフラが大きな負担を受けるケースも増えています。

たとえば:

  • 水や電気がホテル優先になり、地元住民が不足に悩まされる

  • ゴミや交通渋滞など、生活の質の低下

  • 観光シーズン中は「自分の町なのに自分の居場所がない」と感じる住民も…


🧭 私たちにできることは?

「観光する側」である私たちも、少しの意識で変えられることがあります。

🔹 地元の商店やレストランを利用する
🔹 労働環境を尊重している宿泊施設を選ぶ
🔹 「その土地に生きる人たち」の視点で現地を見てみる

そんな思いやりのある旅の仕方が、地域の人々の暮らしを守る力になります。


✨ おわりに ― 観光地にも“生活”がある

私たちが「非日常」を楽しむその場所で、
誰かが「日常」を生きているということ。

今日も読んでくださって、ありがとうございました😊

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