コーヒー1杯から見るグローバル経済


みなさん、こんにちは😊

私たちの生活にすっかりなじんでいる「コーヒー」ですが、
その1杯の裏側に世界の経済や不平等、つながりが詰まっているって知っていましたか?

―エチオピア農家と日本のカフェのつながり―

朝の一杯でホッとする。
仕事の合間のブレイクにぴったり。
そんな「コーヒー」は、いまや私たちの生活の一部ですよね。

でもその1杯の裏には、実は世界中の人たちとのつながりがあること、
みなさんはどれくらい知っていますか?

今回は、エチオピアの農家さんと、日本のカフェの関係を通じて、
グローバル経済のしくみとその光と影を、わかりやすく解説していきます✨


1. コーヒー豆の旅 ― 私たちのカップに届くまで

私たちが手にするコーヒー豆は、多くが赤道周辺の「コーヒーベルト」と呼ばれる地域で育てられています。
代表的な生産国は、ブラジル、ベトナム、コロンビア、そして
エチオピア

エチオピアは、実は「コーヒー発祥の地」とも言われる国で、アラビカ種の原産地。
標高の高い地域で栽培されるエチオピア産コーヒーは、香り高く、酸味と華やかさが特徴です✨

でもその背景には、
長時間の手作業過酷な気候条件、そして国際価格に左右される不安定な収入があるのです。

➡️ たった1杯の裏側には、何ヶ月もかけて育てた農家の努力が詰まっている。


💸 2. なぜエチオピア農家は貧しいままなのか?

1杯500円で売られるコーヒー。
でも実は、農家さんに届くのは数円から十数円程度という現実があります。

その理由のひとつが、複雑なサプライチェーン(供給網)
農家 → 仲介業者 → 輸出業者 → 輸送 → 輸入業者 → 焙煎業者 → 小売業者 → カフェ

この間に何度も価格が上乗せされ、利益は分散。
しかも、農家は市場価格を自分で決めることができず、
国際相場(先物取引)に翻弄される立場にあります。

さらに、

  • 土地や設備への投資余力がない

  • 子どもたちの教育に手が回らない

  • 安定した医療や生活インフラが整っていない

そんな中でもコーヒーを作り続けるのは、
**「他に現金収入を得る手段がないから」**なんです。

➡️ 世界中で飲まれるコーヒーを作る人たちが、最も貧しい現実。それがグローバル経済の矛盾。


🤝 3. 日本のカフェと、どうやってつながっているの?

日本に住む私たちは、直接エチオピアの農家を訪れることはほとんどないですよね。
でも実際には、私たちのコーヒー1杯の選択が、農家の生活と未来に直結しているんです。

ここで注目されているのが、以下のような新しい取引の形です:

✅ フェアトレード(公正貿易)

一定の価格を保証し、農家が安定した生活を送れるようサポートする仕組み。
また、教育や医療などへの支援も含まれる場合が多いです。

✅ ダイレクトトレード(直接取引)

焙煎業者やカフェが、仲介を通さずに農家から直接買い取るスタイル。
中間マージンが省け、より多くの利益が農家に届きます。

✅ スペシャルティコーヒー

品質の高い豆に対して、相応の高価格が支払われる市場。
エチオピアはこの分野で評価が高く、農家のやる気と収入向上にもつながっています。

➡️ 日本のカフェがどう仕入れるか、私たちがどの商品を選ぶかで、農家の未来が変わる!


🌍 4. グローバル経済と“見えないつながり”

グローバル経済というと、なんだか難しく感じるかもしれません。
でもその本質は、**「地球のどこかで誰かが作ったものを、別の場所で消費する」**というシンプルなこと。

ただし、ここで問題なのは、

  • 誰が利益を得て

  • 誰が損をして

  • 誰の声が届いていないのか

という**「格差の構造」**が生まれやすいことです。

私たち消費者がその構造を知ること。
「安いから買う」だけじゃなく、「誰を応援したいか」で選ぶこと。

それが、グローバル経済を少しずつフェアにする第一歩になります。

➡️ グローバル経済は遠い話じゃない。私たちの買い物の中にある。


🌱 5. 私たちにできるアクションは?

「知っても、何ができるの?」
そんなふうに感じた方へ。

以下のような小さな行動が、実はとても大きな意味を持つんです✨

✔️ コーヒー豆を選ぶときのヒント

  • フェアトレード認証マークがある商品を選ぶ

  • 農家のストーリーや背景を公開しているブランドを選ぶ

  • 地元の小さなロースター(焙煎所)や、自家焙煎カフェを応援する

✔️ SNSや口コミで広げる

自分が買ったフェアなコーヒーを、SNSで紹介したり、友達と話題にしたり。
**「知ること」→「買うこと」→「伝えること」**が、世界への支援になります。

➡️ 私たちの「選ぶ力」が、世界の仕組みを少しずつ変える。


おわりに ― コーヒーがつなぐ、やさしい経済のかたち

グローバル経済と聞くと、なんだか大きすぎて、難しそうで、自分には関係ないって思いがち。
でも、私たちが毎朝飲むコーヒーを見つめ直すことで、
**世界のどこかにいる誰かとの“やさしいつながり”**を感じることができるはずです。

コーヒー1杯分のやさしさ。
それは、小さいけれど確かな希望です。

明日、カフェでコーヒーを買うとき。
スーパーで豆を選ぶとき。

ふと「どこから来たんだろう?」って思ってみてください
そこから世界が、少しだけ違って見えてくるかもしれません。

今日も読んでくださってありがとうございました😊

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